(大阪市北区) 更新:2016年5月(13)
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1.御室有明
【御室有明】(おむろありあけ) 京都御室の仁和寺にある代表的な里桜で、足もとから淡桃白色の花が咲き、低木状をなしている。一重八重の優秀な品種です。
2.貴船雲珠桜
【貴船雲珠桜】(きぶねうずざくら) 京都洛北の貴船にある雲珠桜で、明治初年鞍馬寺から拝領したものと伝えられています。一重で淡紅色の清楚な桜です。
3.御車返
【御車返】(みくるまがえし) 大島桜系の里桜で、昔、この桜の花が一重か八重かを確かめるため、車を引き返したという故事に因みます。花弁数は5枚と6〜8枚の花がまざります。
4.山越紫
【山越紫】(やまこしむらさき) 典型的な山桜系の桜で、花は濃紅色の一重です。
5.衣笠
【衣笠】(きねがさ) 京都平野神社にあった一重桜で、花は淡紅色です。神社の後方には衣笠山と呼ばれる山があり、発祥地との説もあります。
6.奈良八重桜
【奈良八重桜】(ならやえざくら) 日本最も古くからある八重桜で、昔より歌にも詠まれいる有名な桜です。花は淡紅色で、開花が進むにつれ白色となり、花弁数は20〜50枚あります。
7.作並山
【作並山】(さくなみやま) 淡紅色の八重咲き。花期は4月下旬とかなり遅い。
11.芝山
【芝山】(しばやま) 東京荒川堤にあった一重の桜で、つぼみは極淡桃色で、開花後白色となり少し香りがあります。
心田
【心田】(しんでん) 京都嵯峨野の天龍寺にある塔頭慈済院の玄関脇の桜で、御所の御車返の一種です。慈済院の管主稲葉心田の名前から、この名が付けられました。※
紅南殿
【紅南殿】(べになでん) 京都の佐野藤右衛門氏が栽培していた桜で、花は紅紫色。※
玖島桜
【玖島桜】(くしまざくら) 長崎県大村公園(玖島城跡)発祥の桜で、1本の木に咲く花の約半数が二段咲きです。二段咲きにならない花は普賢象に似ますが、花弁数は約40〜50枚です。※
養老桜
【養老桜】(ようろうざくら) 直径3cmの白色の花で、花弁数は5〜8枚の一重八重咲きです。珍しい桜として「大手毬」「紅手毬」「二度桜」と共に桜の通り抜けのパンフレットにも紹介されています。※
日吉桜
【日吉桜】(ひよしざくら) 滋賀県坂本の日吉神社境内にある赤茶芽の山桜です。花は淡紅色で、直径3.5cm、花弁数は30枚ほどあります。※
胡蝶
【胡蝶】(こちょう) 京都御所に元々あった桜とされています。花名は、満開時に蝶の舞い集う趣によります。淡紅色の一重咲き又は八重咲きで、花弁数は5枚ないし10枚程です。※
名称 : 造幣局の桜の通り抜け (7)
所在地 : 大阪市北区天満1-1-79 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/4/8・14、2017/4/9・16(※) 大阪造幣局マップ
指定 : なし
アクセス : 京阪電車又は地下鉄メトロ谷町線の「天満橋駅」で下車、徒歩5分。
今年も又大阪造幣局の桜の通り抜けに公開初日と最終日に行ってきました。今年も暖冬で、4月8日の公開でしたが、すでに葉桜や散りかけの桜も多くありました。今年(2016年)の桜は「牡丹」(ぼたん)でした。
 今年新たに追加されたのは「類嵐」という品種。今まで品種不明でしたが、ようやく名称が判明しました。ところが咲いている場所が構内の東北隅。植え込みの奥で構内からは花が見えません。北出口から外に出て国道1号線沿いの歩道から写すことにしましたが、もうかなり花が散っていましたので、再度挑戦したい思います。
 まだ花が写せなかったり、「心田」のように散りかけの品種もありますので、来年も又行きます。
(追記)2017年に早咲きの品種を写すため、通り抜けの2日前に造幣博物館の見学に行きましたので、その時の画像を追加・入れ替えしました。また通り抜け期間中の16日にも行きましたので新種(玖島桜)を追加しています。

造幣局の桜の通り抜け
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造幣局の桜の通り抜けの桜樹リスト

(HP管理者)

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No.1231