(岡山県岡山市) 更新:2018年11月(5)
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足守藩侍屋敷のスダジイ
岡山市保存樹のHPによれば、幹周/3. 0m、樹高/10m、樹齢/350年。 幹周実測値/3. 26m。
足守藩侍屋敷のスダジイ
主幹が地上5m程で切られています。腐朽して虫が出てきて困るので切ったとのこと。
足守藩侍屋敷のスダジイ
左の家屋が母屋の一の間で、右奥にスダジイが見えますが、地上4mほどで切られています。
足守藩侍屋敷
桜井屋敷の塀とその奥ノスダジイ。侍屋敷の正門はつい最近の台風で壁が大きく剥がれてしまっていました。
旧足守藩侍屋敷説明板
旧足守藩侍屋敷(家老職木下家)の説明板。
名称 : 足守藩侍屋敷のスダジイ
所在地 : 岡山県岡山市北区足守752 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/10/2 足守藩侍屋敷マップ
指定 : 岡山市指定保存樹 (H16年2月26日指定)
アクセス : 【車】岡山道・総社ICから国道180号を東に900m、「小山」を左折し国道429号を北に4km、左折し県道271号を300m、さらに左折し200m。観光者用の駐車場があります。
備中国にあった足守藩は、慶長6年(1601年)に太閤秀吉の正室・北政所(通称ねね)の兄でその時姫路城主であった木下家定が領地を備中に移され、二万五千石を領したことに始まります。木下家は、一時中断があったものの13代にわたりこの地を治め、明治維新に至りました。
 足守地区は、明治以降、各地で急速に失われてしまった城下町の風景が今もなお色濃く残されており、歴史的、文化的資料も多いため県の町並み保存地区に指定されています。
 旧足守藩侍屋敷は、国家老を務めた杉原家の居宅で、家老屋敷のたたずまいをほぼ完全に近い形で残しています。長屋門が有名ですが、訪問したときは台風のために外壁が大きく剥がれ落ちており、写真を掲載することは遠慮しました。
 スダジイは母屋の一の間の傍にあり、地上4mほどで切られていました。文化財課の方に聞くと、弱ってきて虫が出て困ったのでやむなく切ったそうです。
 侍屋敷の門前を西北に山手に進むと陣屋跡と木下家の庭園・近水園(おみずえん)があります。
(HP管理者)

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No.1730