養源院のヤマモモ  (京都市東山区) 更新:2010年11月(4)
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養源院のヤマモモ
幹周/4. 35m、樹高/10. 3m、樹齢/約400年。京都市の保存樹に指定されています。
養源院のヤマモモ
寺院にかかわらず神木とされているようで、ヤマモモの前には鳥居がありました。
養源院のヤマモモ 養源院のヤマモモ
養源院玄関 養源院山門
養源院の玄関。左側にヤマモモがあります。  ●養源院の山門から美しい石畳の参道を。
名称 : 養源院のヤマモモ
所在地 : 京都市東山区三十三間堂廻り656 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/9/26 養源院マップ
指定 : 京都市指定保存樹 (H14年3月16日指定)
アクセス : 京阪電車・七条駅下車、東に徒歩15分。
京都東山・三十三間堂の東側、道を隔てて養源院があります。浄土真宗に属する寺院で、山門から庫裡・玄関までの参道は、緑が美しい木立となっています。 養源院は、文禄3年(1594年)に豊臣秀吉の側室淀殿が、父浅井長政の菩提を弔うために建立したものです。
 元和5年(1619年)に焼失しましたが、2年後に淀殿の妹で徳川秀忠夫人であった崇源院(お江の方)が伏見城の遺構を移して再建したのが現在の本堂です。以来、徳川家の菩提所となり、歴代将軍の位牌が祀られています。本堂の正面と左右の三方の廊下の天井は、俗に「血天井」と称して知られています。
 ヤマモモの巨木は玄関の左脇にあり、豊臣秀吉が伏見城内に手植えしたものを、後年移植したものと伝わります。主幹があるべきところが空洞となるなど、腐朽があるものの、枝葉をいっぱいに繁らせていました。
 道を挟んである三十三間堂があまりにも有名なので、そんなにも観光客は来ないものと思っていたら、意外にも多くの参拝客がありました。
(HP管理者)

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