薬王寺の大樟  (奈良県田原本町) 更新:2010年10月(4)
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薬王寺の大樟
現地説明板では、幹周/6. 18m、樹高/30m、樹齢/推定500年。八幡神社の社殿裏にあります。
薬王寺の大樟
大きく広がった大樟の枝が四方八方に広がり、雄大な景観を見せています。
薬王寺の大樟
八幡神社社殿の後にある大樟で境内が埋め尽くされそうです。
薬王寺の大樟 薬王寺の大樟
八幡神社と大樟の全景。 社殿裏の大樟への入口。
薬王寺の大樟石碑 薬王寺八幡神社・ムクロジ ムクロジの実
 ●天然記念物指定石碑  ●境内のムクロジ  ●ムクロジの実
名称 : 薬王寺の大樟 (樟の巨樹)
八幡神社の所在地 : 奈良県磯城郡田原本町薬王寺514 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/9/11 薬王寺・八幡神社マップ
指定 : 奈良県指定天然記念物 (S33年3月20日指定)
アクセス : 近鉄橿原線・田原本町駅から西に約800m、徒歩10分。
9月も半ばというのに毎日35℃以上の真夏日が続いており、訪問した日も奈良では最高気温が34.8℃。照りつける太陽に降参しました。近鉄田原本駅から薬王寺にある八幡神社までの10分間で汗が噴き出し、ハンドタオルも絞れるほどに。
 「薬王寺の大樟」は奈良県の天然記念物指定名称では「樟の巨樹」。同じ名称が「奈良豆比古(ならつひこ)神社の楠」にも当てられていますので、写真の石碑にもあるように「薬王寺の大樟」と地名を付けた名称にしました。丁度ご近所のおばあさんが来られ、色々とお話を伺いました。
 まず八幡神社境内のムクロジの実が今年はいっぱいなったとのこと。昭和24年からここに住んでいるがこれは珍しいとのこと。立派な大樟ですが、台風で大枝が飛んだ時のことや、バイパス側(神社の裏側)から見るとあまり立派に見えないこと、さらに八幡さんの女の神様は嫉妬深くて、この集落で女の子が生まれると美しい女性にさせないなど、「ほんまでっか」ということも。
 大樟は社殿裏の板塀に囲まれた狭い一角にあり、撮影するのが大変。標準レンズでは幹の一部しか写らないので、超広角レンズ(焦点距離10〜20mm)を使用して撮影しました。とにかく枝の広がりはすごい、超広角でもカバーし切れません。
(HP管理者)

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