(奈良県奈良市) 更新:2022年4月(4)
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手向山八幡宮のオガタマノキ
オガタマノキは本殿向かって右手前にあります。書籍「奈良の巨樹たち」によれば、幹周/2. 4m、樹高/18m。
手向山八幡宮のオガタマノキ
幹周3mにもならない樹木ですが、オガタマノキとしては巨樹になります。推定樹齢300年。
手向山八幡宮オガタマノキ
灯籠に囲まれたオガタマノキ。
手向山八幡宮オガタマノキ
オガタマノキの全景。後方に本殿が見えます。
手向山八幡宮説明板
手向山八幡宮説明板
手向山八幡宮神門
手向山八幡宮の神門
名称 : 手向山八幡宮のオガタマノキ
所在地 : 奈良県奈良市雑司町434 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2022/4/7 手向山八幡宮マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 近鉄奈良駅から西に1.9km、徒歩30分。
東大寺大仏殿から西に丘を登ると手向山八幡宮があります。境内の説明板によれば、天平勝宝元年(749年)、宇佐神宮から勧請され、鏡池の東に鎮座したことに始まります。鎌倉時代の建長2年(1250年)に、鎌倉幕府五代執権の北条時頼により現在地に遷座しています。
 かっては東大寺の鎮守として「鎮守八幡宮」と呼ばれていました。祭神は応神天皇ほか四神。神社のすぐ北には東大寺二月堂・法華堂(三月堂)があります。法華堂には現在、本尊不空羂索観音菩薩を始め帝釈天・四天王など10躰が安置されており、天平彫刻(すべて国宝)の宝庫です。
 オガタマノキは本殿の右手にあり、石灯籠に囲まれています。オガタマノキの名称には、葉を神前に供え、神霊を招くために使われたことから「招霊(オキタマ)」、これが転じてオガタマノキと名付けられたとの説があります。
 手向山八幡宮の西の樹林の中には「奈良公園のムクノキ」、「東大寺のアカメヤナギ・センダン」があります。
(HP管理者)

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