(大阪市東淀川区) 更新:2011年10月(10)
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須賀神社跡のくす
幹周/5. 0m、樹高/30m、樹齢/約600年。正面からは大きさがわかりにくい。
須賀神社跡のくす
楕円形の幹周のため横から見ると太さが分かります。
須賀神社跡の石碑
須賀神社跡の石碑です。須賀神社は明治43年に中島惣社に合祀されました。後方に巨樹の枯れ木が。
須賀神社跡のくす 須賀神社跡のくす
須賀の森公園の隅っこにそびえています。  ●民家が近いためか大枝が切られています。
樟の由来
名称 : 須賀神社跡のくす
所在地 : 大阪市東淀川区西淡路4-17 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2011/9/10 須賀神社跡マップ
指定 : 大阪府指定天然記念物 (S56年6月1日指定)
アクセス : JR東海道本線・東淀川駅下車、東北に約300m、徒歩8分。
大樟の前に立てられた樟の由来という説明書では、「建武の頃、後醍醐天皇に逆らった足利尊氏は、天皇を授ける河内国の豪族楠木正成(くすのきまさしげ)と千早赤阪城で戦った。其の後、正成は兵庫の湊川で戦死。正成の子正行が兵六千騎を率いて、足利尊氏軍三万余騎と四条畷において戦ったがほとんどが戦死した。戦死した一族の兵を忍んで祈念の樟の苗木を植えた苗木が成長した。樹齢約六百年である。」とあります。
 大阪府のHPでは、「京の刀工、来(らい)一族が南北朝の混乱をさけて当地に来住、付近の開発に努力を重ね、そのときの鎮守として須賀神社を創建したという」とあります。
 公園は数年前まではもっと広かったのですが、道路を作るために大きく削られてしまいました。それでも大クスは残されており、空洞などがないすっくと伸びた健康な大クスです。
(HP管理者)

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