(大阪府箕面市) 更新:2016年2月(8)
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勝尾寺のクスノキ
クスノキは勝尾寺本堂の右手にありますが、幹周・樹高共にデータがありません。幹周は目測で5mほど。
勝尾寺のクスノキ
勝尾寺のクスノキ
厳重に木の囲いがしてあり、穴の下に根があるので幹周の測定は不可能。
勝尾寺のクスノキ
クスノキの地下部分。本来の根の部分はもっと下に隠れているような感じがします。
勝尾寺のシイノキ
【勝尾寺のシイノキ】 三宝荒神堂の側にあり、かなりの古木で枯れた部分もあります。
勝尾寺のシイノキ
【勝尾寺のシイノキ】  シイノキらしい立派な幹ですが、環境省巨樹巨木林DBにはありません。
勝尾寺のモミジの大木
モミジの大木。まだ紅葉には少し早いようです。
勝尾寺本堂 本堂
勝ちだるま 勝ちだるま
名称 : 勝尾寺のクスノキ
所在地 : 大阪府箕面市粟生間谷2914-1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/11/6 勝尾寺マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 北大阪急行・千里中央駅から阪急バス「勝尾寺」行きで約30分。 【車】新御堂筋・白鳥3丁目交差点を東に折れ、1.6kmの「粟生外院」交差点を左折し、約500mの西田橋を左折、府道4号線を北に3kmでさらに左折し、1.5kmで勝尾寺の駐車場に着きます。
勝尾寺の創建は奈良時代初期の神亀4年(727年)、善仲(ぜんちゅう)、善算(ぜんさん)の双子兄弟が草庵を構え修業されたことに始ります。その後、光仁帝皇子開成(かいじょう)が両上人を師として天平神護元年(765年)弥勒寺を開創しました。西国霊場第二十三番札所でもあります。
 平安時代末期の源平の争乱で焼失した堂宇も源頼朝により再建され、勝尾寺は各将軍より壮大な荘園の寄贈を受けています。古くより「勝運の寺」、「勝ダルマの寺」としても知られており、境内には勝ダルマが至る所に置かれていました。。
 お目当ては巨樹ですので、本堂にお参りしただけですが、宏大な境内なので一巡りするのに1時間ほどかかってしまいました。
 さて、クスノキの巨樹は本堂の右手にありますが、なんと周囲を石垣で固めた2m程の穴の底に根元があり、そこから四方に枝が伸びています。これは境内を造るときの盛り土のため、クスノキの根元が井戸の底のようになったのでしょう。これでは幹周を測ることができませんね。穴の底にも勝ダルマがありました。
 また、三宝荒神堂の横には大きなシイの木があり、しめ縄が巻かれ神木とされています。素晴らしい巨樹ですが、説明板などがなくデータは不明です。モミジの巨木もあり紅葉時は近くの箕面の滝とともに観光客で大いに賑わいます。ただ11月の土・日・祝日は箕面ドライブウェイは一方通行規制がありますので注意を。
(HP管理者)

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No.1166