退蔵院の紅枝垂れ桜  (京都市右京区) 更新:2011年4月(9)
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妙心寺・退蔵院の紅枝垂れ桜
余香苑に入ったら正面に紅枝垂れ桜が見えました。桜の左右には石庭が作られています。
退蔵院の紅枝垂れ桜
余香苑の石庭「影の庭」に紅枝垂れ桜が美しい。
退蔵院の紅枝垂れ桜
余香苑には「陽の庭」と「影の庭」が枝垂れ桜を挟んであります。写真は影の庭がバック。
退蔵院の紅枝垂れ桜
藤棚からは、池の向こう、東屋(あずまや)越しに紅枝垂れ桜が眺められます。
退蔵院の紅枝垂れ桜
名称 : 退蔵院の紅枝垂れ桜
所在地 : 京都市右京区花園妙心寺町35 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2011/4/9 退蔵院マップ
指定 : なし
アクセス : JR嵯峨野線・花園駅から北に徒歩8分。
退蔵院は京都市左京区花園にあり、臨済宗・妙心寺派本山である妙心寺(みょうしんじ)の境内寺院の一つです。約600年前の室町時代中期・応永11年(1404年)に越前の豪族・波多野重通が妙心寺第三世・無因禅師に帰依して建立された寺院です。
 境内には、狩野元信作庭の枯山水庭園、水琴窟(すいきんくつ)、如拙(じょせつ)作の国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」、それに紅枝垂れ桜などが美しく咲く余香苑(中根金作氏設計)が有名です。余香苑は、昭和の名園としても有名です。紅枝垂れ桜は若干満開には早かったのですが、「見頃」との門前の表示に誘われて入りました。
 方丈には、日本最古の水墨画である「瓢鮎図」(レプリカ)がありました。瓢鮎図とは、農夫が瓢箪で「なまず」をどうして捕まえるか、という禅問答をふまえた絵なのです。京都国立博物館のサイトにその話が「不思議な絵」として出ていました。近くには桜の名所として「仁和寺の御室桜」、「法金剛院の待賢門院桜」があります。
(HP管理者)

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