| ● | 名称 : 杉森神社のオハツキイチョウ |  | 
    
      | ● | 所在地 : 福井県大飯郡高浜町六路谷24-3-1 | ○地図リンク提供:マピオン | 
    
      | ● | 撮影日 : 2015/11/12 |  | 
    
      | ● | 指定 : 国指定天然記念物 (S10年8月27日指定) | 
    
      | ● | アクセス : JR東舞鶴駅から京都交通バス・高浜線で「六路」下車、西に約300m戻ります。 【車】舞鶴若狭道・舞鶴東ICから県道28号を北に2.3km、小倉交差点を右折し、国道27号を東に4.8kmで着きますが、駐車場がないので、300mほど進みバス停のスペースに駐車するといいでしょう。 | 
    
      | ● | 青葉山中腹にある「松尾寺の大イチョウ」は黄葉が終わりかけなのに、麓にある杉森神社のオハツキイチョウの葉はまだ緑のままでした。イチョウには雄と雌があり、この杉森神社のオハツキイチョウは2本とも雌株です。 イチョウの木の周囲はギンナンだらけでしたが、時間を掛けて探してみたものの御葉付(おはつき)は見つからずじまい。実は今まで何カ所かオハツキイチョウを訪れていますが、「御葉付」を見つけたのは、三重県伊賀市の「霊山寺のオハツキイチョウ」だけです。
 写真に掲載した境内の説明板によれば、
 
 「オハツキイチョウ」がなぜ植物学上貴重なものであるかというと、単に葉に実がなるという奇樹というだけでなく、一種の「先祖返り」であり、植物の発生進化系統上から見ると、シダ類、特にソテツシダに似た葉に実がつく原始的な性質を有しているからです。
 
 とあります。つまり「オハツキイチョウ」は、種子が出来る植物でありながら、葉の上に胞子をつくるシダ植物に似ていることから、植物系統学上きわめて重要視されているわけです。
 (HP管理者)
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