(福井県高浜町) 更新:2016年3月(5)
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佐伎治神社のモミ
モミの前の表示板によれば、幹周/3. 70m、樹高/36.0m。
佐伎治神社のモミ
非常に樹高があるモミの木です。まだまだ若そう。
佐伎治神社のスダジイ
稲荷神社の後方にあるスダジイと思われる巨樹で、しめ縄が巻かれており神木とされています。
佐伎治神社のスダジイ
上の写真と同じ木で、スダジイとすれば、環境省巨樹巨木林DBでは、幹周/4. 30m、樹高/25mとあります。
佐伎治神社のタブノキ
こちらはタブノキのようです。(環境省巨樹巨木林DBでは、幹周3. 75m、樹高15m)
佐伎治神社のカシ
町の天然記念物に指定されており、表示板によると、幹周/3. 31m、樹高/32.45m。
カシ モミ
カシの説明板  モミの説明板
拝殿
名称 : 佐伎治神社のモミ・スダジイ
所在地 : 福井県大飯郡高浜町宮崎59-3 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/11/12 佐伎治神社マップ
指定 : 高浜町指定天然記念物 (S54年1月20日指定:モミ、カシ)
アクセス : JR小浜線・若狭高浜駅から東に約600m、徒歩10分。 【車】舞鶴若狭道・大飯高浜ICから県道16号を北に4km、宮崎の交差点を左折、600m進み左折すると神社前に着きます。駐車場あり。
佐伎治(さきち)神社は「延喜式神名帳」に記載のある古社で、祭神は大己貴命(おおむなちのみこと)、素盞鳴命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)の三神。社記が失われたので確かではありませんが、今から1800年以前の創建とされています。
 式年大祭「高浜七年祭(しちねんまつり)」は県の無形文化財に指定されており、戦国時代の永禄年間から続く伝統ある祭礼です。祭神をのせた三基の御輿が御旅所を巡行したあと、鳥居浜で足洗と称する御祓いの儀式を行います。そのほか七基の曳山や太刀振、お田植、神楽、舞踊、和太鼓などの芸能が奉納されるという華やかなお祭りです。最近では2013年に開催されており、6年おきに催されるので、次回は2019年ですね。
 巨樹の話に入りますと、境内には「モミ」と「カシ」が町の天然記念物に指定されています。共に幹周4m足らずで、巨樹としてはちょっと物足りないようで、それよりもスダジイやタブノキの巨樹が目を引きました。
 樹名を当てるのは余り自信はないのですが、タブノキは、長円形の葉が厚くて枝先に丸く集まるので、比較的判別しやすい樹木です。また千年松の跡などもあり、境内は多種多様な植物が生息する良好な鎮守の森を形成しています。七年祭ともども長く伝えて欲しいものです。
 近くには「弁天堂のタモ」があります。
(HP管理者)

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(高野のタブノキ) (弁天堂のタモ)
     
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No.1183