(石川県加賀市) 更新:2013年7月(9) 
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栢野の大杉
境内の説明板によると、右の「栢野の大杉」は、幹周/11. 5m、樹高/54. 8m、樹齢/伝承2300年とあります。
栢野の大杉
昭和22年、昭和天皇が行幸の際にご覧になっため、「天覧の大杉」ともよばれています。
栢野の大杉
大杉の根の部分の保護のために木製の浮き橋が付けられています。
栢野の大杉
大杉の地上約1.5mほどに大きな瘤があります。その上で二股に主幹は分かれて伸びています。
栢野の大杉
栢野郷の由来
栢野郷の由来の説明板。樹齢2300年はどうかな。
菅原神社鳥居前
名称 : 栢野の大杉
所在地 : 石川県加賀市山中温泉栢野町ト49 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/4/27 栢野の大杉マップ
指定 : 国指定天然記念物 (S3年11月30日指定)
アクセス : JR北陸本線・加賀温泉駅から加賀温泉バスで山中温泉を経て、「栢野」で下車すぐ。 【車】北陸道・加賀ICから県道61号を東に600m、「熊坂」を左折し国道8号を4.8km、「黒瀬」を右折し国道364号を9.8km。駐車場あり。
「栢野の大杉」は栢野町菅原神社の境内にある4本の神木の中で最大の幹周をもつ大杉です。別名「天覧の大杉」とも呼ばれますが、その名の起こりは、昭和22年に石川県を訪問された昭和天皇が栢野の大杉をご覧になったためです。
 菅原神社の由来は次回の「菅原神社の大スギ」に記しています。栢野の大杉は、幹周11.5m、樹高約54.8m、根元周約11.5m、主幹は地上から約5mで幹周5.1mと幹周5.75mの2つに分岐している二又の大杉です。樹齢2300年ともいわれ、国内でも有数の巨樹です。昭和3年には国の天然記念物に指定されており、山中温泉町の観光名所となっています。
 神社前には「栢野大杉茶屋」があり草だんごは有名とのことで、駐車かたがた草だんごを買って早速食べてみました。なかなか美味でしたよ。地元の方々で運営されているようですが、冬季は閉店で営業再開は毎年4月20日からのようです。
 栢野の大杉の近くには巨樹が多く存在します。境内の残りの3本の大杉、「八幡神社の大杉」、「白山神社のタブノキ」、「桂清水のカツラ」など山中温泉の観光名所になっています。
(HP管理者)

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No.647