(福岡県太宰府市) 更新:2018年11月(20)
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太宰府天満宮の夫婦樟
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/9. 82m、樹高/13m。
太宰府天満宮の夫婦樟
太宰府市の文化財情報では、夫婦樟は大きく根上がりし、樹高17. 1m、幹周10. 6mと4. 4mとあります。
太宰府天満宮の夫婦樟
本殿の裏にある摂社・御子社の後方に夫婦樟があります。
太宰府天満宮の夫婦樟
御子社の後の小高い丘のような場所に2本の大樟が寄り添っています。
太宰府天満宮の夫婦樟
左の大きいのが夫の方らしいです。樹齢は1000~1500年と推定されています。
太宰府天満宮の夫婦樟 夫婦樟説明板
名称 : 太宰府天満宮の夫婦樟
所在地 : 福岡県太宰府市宰府4-7-1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/10/12
指定 : 国指定天然記念物 (T11年3月8日指定)
アクセス : JR博多駅から西鉄バスで45分。または西鉄天神駅から西鉄で太宰府駅下車徒歩5分。 【車】九州自動車道・太宰府ICから約6Km。駐車場あり。
太宰府天満宮の境内には約80本のクスノキがありますが、誠心館前の大樟と共に国の天然記念物に指定されているのが本殿裏の「夫婦樟」です。摂社・御子社の後ろに位置しており、ぐるっと回り込むとその全容が見えます。
 小高くなった場所に東西に3m程の間隔で聳えていますが、根元は癒着しているようです。共に根上りで、東側の太い方(夫樟)は幹周/9.82mで環境省DBに登録されています。
 国天然記念物に指定されたのが大正11年3月といいますから、山高神代桜などと共に国の天然記念物第1号の仲間です。根元にはコンクリートの補修がされており、腐朽も進んでいるようでが、ぜひ長生きして欲しいものです。
 太宰府天満宮には、大樟や夫婦樟以外にも、国天然記念物の「チシャノキ」、県天然記念物の「天神の森」(49本の樟が指定)があります。
 勿論早春になれば天神さんらしく「梅の花」がありますし、グルメ党には参道は「梅ヶ枝餅」がありますが、ぜひ素晴らしい大樟群も見て下さいね。
(HP管理者)

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