(香川県さぬき市) 更新:2018年12月(15)
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富田神社の大楠
富田神社の大楠】 環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/8. 20m、樹高/22m。 幹周実測値/9. 85m。
富田神社の大楠
説明板によると根回り16mという巨大さ。また枝張りは東西30.5m、南北23.5mにも及びます。
富田神社の大楠
多少枝の欠損がありますが、空洞も見当たりません。
富田神社の大楠
石垣の方から写しました。右奥に随神門が見えます。

富田神社の大杉
富田神社の大杉】 環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 40m、樹高/18m。 幹周実測値/4. 15m。
富田神社の大杉
根元は盛り土で埋まっています。何と地下2mに根元があるそうです。
富田神社の大楠説明板 富田神社の大杉説明板
「富田神社の大楠」説明板 「富田神社の大杉」説明板
富田神社拝殿・本殿 富田神社拝殿・本殿
名称 : 富田神社の大楠と大杉
所在地 : 香川県さぬき市大川町富田中114 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/10/31 富田神社マップ
指定 : さぬき市指定天然記念物 (S47年8月22日指定)
      香川の保存木 (S53年3月23日指定)
アクセス : 【車】高松道・津田寒川ICから県道37号を西に900m、左折し県道139号を南に2.7km、左折し200m。参道脇に駐車しました。
県道から北に広くて長い参道を雨滝山に向かい進むと神門があり、その右手奥に大楠があります。大杉は石段を登った拝殿の手前左側にあります。
 境内の由緒書きによれば、「往昔相模国(神奈川県)の寒川神社の分霊を勧請し寒川神と称して、一郡の総鎮守として奉祀した。因って郡名寒川はこれより名付けられたと言う。又一説には貞観3年(861年)富田弥太郎則朝が紀州鳩ケ峯八幡宮の分神をお迎えして、当社に合祀して難波八幡とも言われたという。」とあります。祭神は、品陀和気命(応神天皇)、帯仲彦命(仲哀天皇)、息長足日売命(神功皇后)。明治3年に寒川神社から富田神社に改称しています。
 大楠にはかっては大きな空洞があったようで、子供達が出入りして遊んでいましたが、今は自然にふさがってしまったとのこと。旺盛な樹勢を思わせる出来事です。香川県では3番目に大きいクスノキです。それに比べると大杉の方は3本の支幹の内2本が切られており、ちょっと心配な状況です。
(HP管理者)

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No.1760