(香川県三豊市) 更新:2020年4月(13)
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小松尾寺のカヤ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 10m、樹高/20m。 幹周実測値/4. 22m。
小松尾寺のカヤ
地上4mほどで2幹に分岐しています。
小松尾寺のカヤ
幹には小さなコブによる凹凸がたくさん見られます。
自然記念物 小松尾寺のカヤ
県指定自然記念物 小松尾寺のカヤ 説明板。樹齢1200年余とあります。
小松尾寺のカヤとクスノキ
右にカヤの木があり、本堂への石段を登るとクスノキがあるのが見えます。
小松尾寺のクスノキ
【クスノキ】 環境省巨樹巨木林DBでは、幹周/6. 70m、樹高/25m。
小松尾寺のクスノキ
クスノキは香川の保存木に指定されています。その標柱が左下に見えます。
小松尾寺のクスノキ
クスノキは本堂への石段を登り切った所にあります。
大興寺本堂
大興寺(小松尾寺)本堂
大興寺(小松尾寺)由緒
大興寺由緒
名称 : 小松尾寺のカヤ・クスノキ
所在地 : 香川県三豊市山本町辻4209 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/3/18 小松尾寺マップ
指定 : カヤ : 香川県指定自然記念物 (S51年3月23日指定)
      クスノキ : 香川の保存木 (S55年3月11日指定)
アクセス : 【車】高松道・さぬき豊中ICから国道11号を南に2km、「本大」を左折し県道5号を3.5km、右折し1.6km、左折し1.1km。駐車場あり。
一般に「小松尾寺」として親しまれている大興寺は、四国八十八ヶ所霊場第67番札所として多くの参拝者が訪れます。ただ訪問したときは新型コロナウイルスの影響で、境内にはほとんど人影はありませんでした。
 大興寺は縁起によると、天平14年(742年)熊野三所権現鎮護のために東大寺末寺として現在地よりも約1キロ北西に建立され、延暦11年(792年)弘法大師空海の巡錫(じゅんしゃく)を仰ぎ、弘仁13年(822年)嵯峨天皇の勅により再興されたと伝わります。現在の大興寺は戦国時代に兵火に焼け、慶長年間(1596~1615年)に再建されたものです。
 現在は真言宗の寺院ですが、かつては天台真言二宗兼学の寺であり、その名残で今も二つの大師堂があり、それぞれ弘法大師と天台大師を祀っています。
 カヤやクスノキは、弘法大師がこの寺での修行中に植えられたと伝えており、そのためか樹齢1200年余となっています。カヤは94段の参道石段下、クスノキは石段上に生育しています。
 特にクスノキは地上2mほどで多くの支幹に分岐して、大きな樹冠を作っています。近くには菅生神社社叢のクスノキ旧辻小学校前のクスノキがあります。
(HP管理者)

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