(香川県小豆島町) 更新:2019年1月(14)
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池田の桟敷のクスノキ
「池田の桟敷」傍の小祠の前にあるクスノキの巨木で、幹周実測値/4. 07m、樹高/約15m(目視)。
池田の桟敷のクスノキ
幹周5m以下ではクスノキとしては巨樹の部類には入らないかも。
池田の桟敷のクスノキ
でも「池田の桟敷」の傍にあるから紹介することにしました。
池田の桟敷
「池田の桟敷」 江戸時代に造られたと思われる野面積みの石垣が壇になった桟敷です。
池田の桟敷 説明板
国指定重要民俗文化財の「池田の桟敷」説明板。
名称 : 池田の桟敷のクスノキ
所在地 :  香川県小豆郡小豆島町池田1423-7 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/11/1 池田の桟敷マップ
指定 : 指定なし (「池田の桟敷」は国の重要民俗文化財)
アクセス : 【車】土庄フェリーターミナルから南東に1.5km、「土庄」を左折し0.7km、「赤穂屋」を右折し国道436号を4.1km、「平木」を直進し県道250号を600m。駐車スペースがあります。
亀山八幡宮のシンパク」に行くために車を駐めた「池田の桟敷」(国重文)に、クスノキの巨木がありました。幹周4m程ですが、池田の桟敷の紹介も兼ねての登場となります。
 説明板にもあるように「池田の桟敷」は国の重文に指定されており、日本では非常珍しい建造物です。長さ約80m・高さ約18mで6~8段の階段状になっています。自然の地形を利用して石垣を積み上げたその風景は、古代ギリシャの野外劇場の遺蹟を彷彿とさせます。
 実際には亀山八幡宮の斉泰祭の見物席として利用されました。造られたのは亀山八幡宮に奉納された祭礼図から江戸時代後期の文化9年(1812年)以前と考えられます。今でも例大祭には太鼓祭りの見物席として使用されるそうです。
 クスノキは桟敷の南の端の小さな神社の傍にあります。まだまだ巨樹とは言えませんが、環境も良く大きくなることでしょう。
(HP管理者)

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No.1779