(徳島県徳島市) 更新:2014年6月(13)
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芝原八幡神社のイチョウ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 58m、樹高/19m。
芝原八幡神社のイチョウ
芝原八幡神社のイチョウ
大きな乳(気根)が何本も地上近くまで垂れています。
芝原八幡神社のイチョウ
イチョウはまだ黄葉には少し早かったようです。
本殿 市保存樹木
洪水痕跡標柱 蔵珠院の山門脇にある吉野川の洪水の痕跡標柱。
名称 : 芝原八幡神社のイチョウ
所在地 : 徳島県徳島市国府町芝原字宮ノ本5-2 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/11/24
指定 : 徳島市指定保存樹木 (S49年12月11日指定)
アクセス : JR徳島駅から徳島バス覚円線・竜王団地行きに乗り「芝原東」下車、徒歩約10分。 【車】徳島道・藍住ICから県道1号を南に2.9km、左折し県道15号を西に1.8km、左折し南西に2.6km。
八幡神社の鳥居前には長い長い直線約330mの参道があります。これはかって昭和5年頃まで行われた神事競馬の馬場だったものです。
 芝原八幡神社は、創建の時期は不詳ですが、鎌倉時代と伝えます。祭神は応神天皇始め四柱で、宇佐八幡宮から分遷されたとのことです。
 イチョウは広い境内の西隅にあり、少し傾いていますが、幹周6.5mという巨樹で、主幹には多くの乳(気根のこと)が垂れています。少し黄葉には早かったのが残念ですが。
 隣接する蔵珠院(ぞうしゅいん)というお寺の山門横に、木でできた標柱(ひょうちゅう)が立っています。標柱に記録されているのは、江戸時代末期の慶応2年(1866年)に起きた「寅の水」という吉野川の大洪水の記録です。
 標柱の痕跡によると、洪水の水はお寺の塀を越え地上3mに達したとのことです。洪水は肥沃な土を運んでくれる一方、多くの人命や財産を奪ってきました。
 近くには「野槌神社のクスノキ」、「隅野神社のムクノキ」があります。
(HP管理者)

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