御崎神社のウバメガシ・タイトル  (和歌山県美浜町) 更新:2007年1月(2)
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御崎神社のウバメガシ
2本の県天然記念物指定のウバメガシのうちの北側のウバメガシ。「ウバメの老樹、幹周/4. 5m、樹高/10m、樹齢/1100年(伝承)。」と正面に見える説明板には記されています。お参りに来ていた親子連れですが、両親は興味深げに眺めていましたが、子供は全く興味がないようです。(仕方がないけど)
御崎神社のウバメガシ
南側のウバメガシの老樹。説明板では幹周/3m、樹高/12m、樹齢/1100年(伝承)と記されています。
御崎神社のウバメガシ
北側のウバメガシですが、幹の内部が空洞化しており、少し心配です。
御崎神社のウバメガシ2樹 南・北2本のウバメガシの古木。
ウバメの老樹の説明板 ウバメの老樹の説明板
名称 : 御崎神社のウバメガシ
所在地 : 和歌山県日高郡美浜町和田1788-1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2006/11/5 御崎神社マップ
指定 : 和歌山県指定天然記念物
      (S12年7月12日指定、H18年4月27日追加指定)
アクセス : JR紀勢本線・御坊駅から御坊南海バス「日の岬パーク」行きに乗り「御前神社前」で下車、徒歩5分。 【車】阪和道・御坊ICから西に8.1km。駐車場あり。
風光明媚な煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)のすぐそばに「御崎神社」はあります。平安時代初期、清和天皇の貞観元年(859年)に庭木としてウバメガシ数百本を植栽したと記されており、その時のものが残ったとして、樹齢1100年以上と推定されているわけです。
 御崎神社境内には南北2株の「姥目(うばめ)の老樹」があり、かっては2株とも旧県指定天然記念物に指定されていましたが、昭和33年に現在の県指定台帳に書き換えられた際に1株のみの指定となってしましました。しかし、美しい樹冠と県内最大級のウバメガシであることから、2006年にもう1株も追加指定されました。撮影当日は治療のための工事が行われていました。
 ウバメガシは和歌山の名産「備長炭」(びんちょうたん)の原木で、県の木にもなっています。
(HP管理者)

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