(和歌山県御坊市) 更新:2007年8月(1)
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光専寺のビャクシン
新日本名木100選に「光専寺のイブキ」として選ばれています。幹周/5. 65m、樹高/14m、樹齢/約600年。
光専寺のイブキ
以前は土塀でしたが新しく白壁になり、イブキの部分には格子が設けられ、道路からも見えるようになっています。
光専寺のビャクシン
イブキの幹部分。イブキ(ビャクシン)によくあるように曲がりくねった枝振りが特徴です。
光専寺のイブキ
枝には着生植物が多く見られます。
光専寺のビャクシン説明板
名称 : 光専寺のイブキ
光専寺の所在地 : 和歌山県御坊市塩屋町南塩屋325 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2006/11/5 光専寺マップ
指定 : 和歌山県指定天然記念物 (S33年4月1日指定)
      新日本名木100選
アクセス : JR紀勢本線・御坊駅から御坊南海バスで南塩屋下車5分。 【車】阪和道・御坊ICから南西に5.8km。
和歌山県の県指定天然記念物名は「光専寺の柏槙(ビャクシン)」となっていますが、新日本名木100選などでは「光専寺のイブキ」となっています。イブキとビャクシンは同じ樹木の名称で、ヒノキ科の常緑高木です。
 光専寺は西本願寺系の寺院で、戦国時代末期紀伊浅野家の家臣が西本願寺の日高別院を移築したことにはじまります。説明板では、イブキは暖地性の樹木で海岸の絶壁などに自生しており、姿が良く、頑健で寿命が長いことからこの地方の寺院のほとんどに植えられていると記されています。そういえば、いままでに訪問したイブキ・ビャクシンの巨樹はほとんどが寺院に植えられたものです。また光専寺のすぐそばを熊野街道が通っています。
(HP管理者)

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