(和歌山県有田川町) 更新:2014年5月(19)
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金屋橋畔のムク
有田川町の広報誌「探訪わが町文化財」によれば、幹周/4. 1m、樹高/12m以上。
金屋橋畔のムク
金屋大橋の東のたもとにムクの木はあります。道路は国道424号線ですが旧道です。
金屋橋畔のムク
橋の下に降りると根がさらに伸びており、本来のムクの木があった状態が分かります。
金屋橋畔のムク
金屋橋畔のムク
下を流れるのは有田川で、右の水色の橋が金屋大橋、正面の木が「金屋橋畔のムク」です。
名称 : 金屋橋畔のムク
所在地 : 和歌山県有田郡有田川町小川2628 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/11/4 金屋橋畔のムク マップ
指定 : 有田川町指定天然記念物
アクセス : 【車】阪和道・有田ICから県道22号を東に行き、徳田交差点を北に行くと金屋大橋があり、その橋の北側の堤防上にあります。
有田川町の広報誌「探訪わが町文化財」の2009年1月号によれば、この「金屋橋畔のムク」は、かっては有田川に架かる金屋大橋の南北両側にあったそうで、夫婦ムクとも呼ばれ親しまれていたそうです。
 伝承では、室町時代、2本のムクの若苗が流れ着き、南北両岸に生い育ちました。2本のムクは川床に根を絡ませて、互いに契りを結び、いずれ劣らぬ巨樹として成長しました。しかし、大正時代に南岸のムクが切り倒されるとその後度重なる疫病が起こっため、根株を掘りあげて供養したら災厄が治まったといわれます。
 今ある金屋大橋北詰のムクノキはその1本であると伝えます。ムクノキは根を橋の下まで伸ばしており、本当の幹周はもっと大きいと推定されます。
(HP管理者)

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No.787