(奈良県桜井市) 更新:2015年5月(1)
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與喜天満神社御旅所 紅梅
長谷寺への参道にある與喜天満宮御旅所の紅梅(べにうめ)です。幹周/1. 73m、樹高/9.6m。
與喜天満宮御旅所 紅梅
切石御旅所境内には2本の紅梅がありますが、これは東北鹿角紅梅です。
與喜天満宮御旅所 紅梅
幹の樹皮の割れ目から直接歯花芽が出ています。まだ蕾で未開花でした。
與喜天満宮御旅所 紅梅
枝の紅梅の花は結構開いているものもあります。
與喜天満宮御旅所 紅梅
紅梅 説明板 紅梅の説明板
名称 : 與喜天満神社御旅所 紅梅
所在地 : 奈良県桜井市初瀬793 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/3/17 與喜天満宮御旅所マップ
指定 : 桜井市指定天然記念物 (H13年7月指定)
アクセス : 近鉄大阪線・長谷寺で下車し約700m、徒歩約15分。
長谷寺参道にある與喜天満宮の切石御旅所の紅梅(べにうめ)です。若干訪問が早かったようで、有名な「歯花芽」はまだ蕾でした。「歯花芽」とは、幹が空洞化して樹皮だけが残り、その樹皮の割れ目から直接花芽が出て咲くのです。樹齢は2本共に300年以上で、花は共に淡紅色中輪の八重咲きです。
 枝からではなく幹から直接花が咲くのは珍しいようで、「歯花芽」の開花時はカメラマンで賑わうそうです。この御旅所が「切石御旅所」と呼ばれるのは、菅原道真公の神霊がこの世に現れ、初めて座られたという石があるからです。
 このあと與喜天満宮に行きましたが、長い坂道の山道を登りました。與喜天満宮は我が国最古の天満宮で、長谷寺の鎮守・地主の神として天暦4年(948年)に建立されたという菅原道真公を祀る神社です。與喜天満宮の後の森は「與喜山暖帯林」として国の天然記念物に指定されています。当サイトでは、近くの初瀬のイチョウと長谷寺の天狗杉を紹介しています。
(HP管理者)

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