(奈良県吉野町) 更新:2020年9月(7)
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桜本坊のギンモクセイ
冊子「奈良の巨樹たち」によれば、幹周/2. 0m、樹高/8m、推定樹齢/350年。県指定天然記念物。
桜本坊のギンモクセイ
樹下には狸の置物と「天然記念物 銀木犀」の石碑があります。
桜本坊のギンモクセイ
桜本坊の社務所前にギンモクセイの巨樹はあります。
桜本坊のギンモクセイ
9月中旬でしたが、香りのいい白い花はまだ咲いていません。
桜本坊のギンモクセイ
桜本坊本堂 桜本坊の本堂
名称 : 桜本坊のギンモクセイ
所在地 : 奈良県吉野郡吉野町吉野山1269 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/9/14 桜本坊マップ
指定 : 奈良県指定天然記念物(S42年11月25日指定)
アクセス : 近鉄吉野線・吉野駅からロープウェイで吉野山駅下車。徒歩約20分。 【車】五条方面から国道169号「吉野大橋北詰」で右折。橋を渡り1.2km、右折し県道37号を6.7km。周辺に駐車場あり。
桜本坊(さくらもとぼう)は金峯山修験本宗別格本山の寺院で、吉野山にある大峯山護持院の一つとして知られています。また、大海人皇子(おおあまのみこ)の伝説が残る寺院でもあります。本尊は重文木造役小角像です。
 大海人皇子伝説というのは、「ある冬の日、吉野山で過ごしていた大海人皇子は満開の桜を夢に見ます。翌朝、目を覚まされた大海人皇子が前方の山を見上げると、夢そのままに一本の桜が美しく咲いていました。そこで、大海人皇子が役行者の弟子である角乗法師に占わせると、それは帝王となる兆だと判じたといいます。その後大海人皇子は壬申の乱を経て天武天皇となります。このことが縁で、桜本坊は大海人皇子が創建し、寺号を名づけたと伝わります。」
 ギンモクセイの巨樹は社務所の前にあり、秋には白い花を咲かせ、花の香りが周囲に満ちるそうです。吉野山は桜の季節には凄い人で賑わいますが、この時期はさほどの人出ではありませんでした。
 近くには県の天然記念物「吉野山コウヤマキ群落」があります。
(HP管理者)

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No.2107