(奈良県山添村) 更新:2013年9月(4)
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神野寺の天狗杉
現地説明板によれば、幹周/4. 26m、樹高/20m。樹齢は250〜300年とされています。
神野寺の天狗杉
地上2mで幹が分かれており、さらに多くの枝が周囲に伸びています。
神野寺の天狗杉
スギの下から見ると複雑に入り組んでいます。
神野寺の天狗杉
神野寺山門 神野寺山門から左に折れると本堂に行きます。まっすぐ行くと神野山の山頂に。
神野寺本堂 神野寺本堂。八重桜が満開です。
神野寺の天狗杉・説明板 「天狗杉」の説明板
名称 : 神野寺の天狗杉
所在地 : 奈良県山辺郡山添村伏拝532 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/5/5 神野寺マップ
指定 : 山添村指定天然記念物 (H4年10月27日指定)
アクセス : 【車】名阪国道・神野口ICから神野山方面へ約4km。
奈良時代初期、天平12年(740年)に僧行基によって建立されたと伝えられており、平安初期にはすでに世に知れた名刹であったと思われます。また本尊・薬師如来坐像は僧行基が自作奉安したものと伝えらています。
 現在は真言宗豊山派に属しており、境内が村の名勝に指定されています。江戸時代には奈良興福寺の末寺となり、多くの堂宇があったそうですが、いまではその面影はありません。
 天狗杉は山門から本堂の前を過ぎた林の中にありますが、「天狗杉 60m先」という標識がありますのですぐに分かると思います。スギは地上2mで3本に幹別れしており、昔から神野山の天狗伝承の中心として民謡と共に地域の住民の尊崇を受けているとのこと。
 なお、初代の天狗杉が現在の天狗杉の近くにありましたが、枯死したためこのスギが「天狗杉」の名称を引き継いでいるとのこと。
(HP管理者)

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No.667