(奈良県桜井市) 更新:2015年4月(20)
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満願寺の八講桜
現地説明板によれば、幹周/3. 94m、樹高/約25m、樹齢/約300年。
満願寺の八講桜
駐車場から見上げた八講桜。手前は急な崖になっています。
八講桜
右の建物は集会所になっています。石仏があり、かっての満願寺を偲ばせます。
八講桜
かなりの古木であり、右側の大枝が切られています。
八講桜
八講桜
花は小さく可憐です。
現地説明板 「シダレザクラ」 桜井市の天然記念物で指定名は単に「シダレザクラ」。
名称 : 満願寺の八講桜
所在地 : 奈良県桜井市今井谷274 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/4/2
指定 : 桜井市指定天然記念物
アクセス : JR・近鉄桜井駅からコミュニティバスで「談山神社」行きに乗り、「赤鳥居」で下車、西へ徒歩10分。 【車】国道165号薬師町交差点を南に折れ段山神社方面に約2.5km、倉橋集落入ると「八講桜」の看板があるので右折し約700m。駐車場があります。
藤原鎌足公を祀る「八講祭」の時に植えられたと伝わるしだれ桜の古木です。ここから近い談山神社の元に、八講祭を行う寺院にシダレザクラを植えたとの言い伝えがあります。
 「八講桜」は丘の上の集落を見下ろせる位置にあり、駐車場から急な坂を登ると着くことができました。駐車場を少し戻るとアスファルトの道路があり、そちらからも行くことができます。満願寺は現在集会所になっていますが、8年ごとに輪番で来る八講祭を行う場所にもなっていました。
 八講祭とは、「法華八講」という法華経8巻を8人に分かって8座に読経功徳する法要をいいます。談山神社では藤原鎌足公の掛け軸を掲げ謡曲を奉納する儀式が室町時代から続いています。
 樹齢約300年という古木で、枝が切られたりしており、周囲にはロープが張られて立ち入りが制限されていました。でも集落を見下ろす絶好のロケーションと青空に大満足です。ただ、この後寄った談山神社の桜は全く咲いていませんでした。
(HP管理者)

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