(神戸市東灘区 更新:2010年10月(8)
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保久良神社のヤマモモ
「兵庫の巨樹・巨木100選」によれば、幹周/4. 05m、樹高/12m。保久良神社は六甲山系・金腹山の中腹にあります。
保久良神社のヤマモモ
神社は標高158mの高所にあり、神戸市街の見晴らしがよく、健康登山にもってこいの高さです。
保久良神社のヤマモモ 保久良神社のヤマモモ
ニホンミツバチの巣があるようですが見えません。  ●坂道を登ってくると石垣の向こうにヤマモモ樹林が。
保久良神社本殿 保久良神社の市民の森
保久良神社本殿  神戸市の市民の森の説明板
名称 : 保久良神社のヤマモモ
所在地 : 神戸市東灘区本山町北畑680 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/9/20 保久良神社マップ
指定 : 神戸市民の森 (S50年4月5日指定)
アクセス : 阪急神戸線・岡本駅から北に徒歩約30分。車では途中に車止めがあり、神社まで行けません。
保久良神社は、須佐之男神を主神とし大歳御祖神、大国主命、椎根津彦命を祭神とする神社です。境内や周辺周辺は弥生時代の遺跡で、土器、銅戈(重要文化財)などが出土した古代祭祀遺跡です。特に「磐座」が境内に残り、古代の巨石信仰がここに残っていると考えられています。
 また眺望が良いことから「灘の一つ火」と呼ばれた石灯籠が社頭にあります。さらに風吹岩からロックガーデンへのハイキングコースにも当たり、鳥居前の広場は多くのハイカーで賑わっていました。
 ヤマモモの巨樹は、急な坂道を登りきった場所にあり、すぐに分かります。ゴツゴツとした樹肌が特徴で、巨樹の前には「神戸市民の森」の立て札があります。境内はヤマモモとクロガネモチの樹林となっており、鬱蒼としています。写真のヤマモモが最も大きいようです。
 ヤマモモはこのサイトでは初めての紹介ですが、雌雄異株の常緑高木で、夏には表面がつぶつぶの紅紫色の実をつけます。ちなみに日本一大きいヤマモモの木は「蓮着寺のヤマモモ」(静岡県伊東市)とされています。
(HP管理者)

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兵庫県  ヤマモモ   新日本名木100選
     
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