(兵庫県宍粟市) 更新:2019年5月(20)
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巌石神社のヒノキ・スギ
環境省巨樹巨木林DBには登録がありません。幹周5mぐらい。
巌石神社のヒノキ
主幹は途中で二幹に別れており、「夫婦ヒノ」キと呼ばれます。
巌石神社のヒノキ
巌石神社社殿とヒノキ・スギ。
巌石神社のスギ
こちらは社殿右のスギで、幹周実測値/4. 90m。
巌石神社のヒノキ・スギ 史跡・磐座の説明石碑
巌石神社のヒノキ(左)とスギ(右)。右の写真は史跡・磐座の石碑。
巌石神社と夫婦ヒノキ
「巌石神社と夫婦ヒノキ」の説明文。
岩淵神社のムクノキ
岩淵神社のムクノキ
巌石神社から県道沿いに南西250mにある岩淵神社。かっては2本のムクノキがありました。
岩淵神社のムクノキ
幹周実測値/3. 55m。大きい方のムクノキは切られ、切り株が残されていました。
名称 : 巌石神社の夫婦ヒノキ
所在地 :  兵庫県宍粟市山崎町下町74 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/4/5 巌石神社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】中国道・山崎ICから国道26号北に1.3km、左折し県道429号を北西に1.3km。近くのスポーツセンターに駐車しました。
県道からすぐにある急な石段を登ると目の前に社殿があり、その背後には10m以上の高さで屹立する岩壁が現れます。社殿両脇にはヒノキとスギの巨樹がこれも岩盤を越えて屹立しています。
 神社前にある石碑によれば、「磐座(いわくら) 古代神を祭るため、神霊の宿ると考えられた石の標識。‥‥巖石神社の磐座はおよそ十メートルもある巨石で全国的にも珍らしい。起源はおよそ二千二百年前の頃と思われる。」とあります。
 境内にも説明文があり、「大正12年(1923)年に発行された『兵庫県宍粟郡誌』によると、大巳貴命(おおなむちのみこと)、菅原道真(すがわらのみちざね)、火産霊命(ほむすびのみこと)、若年神(わかとしがみ)が祭神とされているとなっています。これらの神様は、もともと別の場所にお祭りをされていたのが、明治41年(1908)年に巖石神社と一緒にされたもののようです。」とあります
 磐座がご神体でありその脇のヒノキは樹齢およそ250年とされています。白い樹肌が特徴的です。スギの幹周を測ると4..90m、夫婦ヒノキも同じぐらいでしょう。
 すぐ近くの県道沿いには「岩淵神社のムクノキ」がありますが、2本あったムクノキの大きい方は切られていました。県道429号をどんどん北に進むと、巌石神社と同じように磐座を神とする「岩上神社」と夫婦杉に行くことができます。
(HP管理者)

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兵庫県  ヒノキ   新日本名木100選
No.1875