(京都府亀岡市) 更新:2016年11月(7)
(おおとし) 巨樹と花のページ・トップ  都道府県別リスト  樹種別リスト

太歳のツクバネガシ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6.30m、樹高/12m。
太歳のツクバネガシ
樹下にある太歳社が半壊していました。
太歳のツクバネガシ
太歳のツクバネガシ
左に延びていた大枝が折れて落下しています。カシの後方には酒井邸が見えます。
太歳のツクバネガシ
大きな空洞があり、向こう側が一部見えています。
太歳のツクバネガシ
手前には折れた大枝がそのままになっています。
亀岡の名木 亀岡の名木の説明板
太歳のツクバネガシ 酒井邸の後方にツクバネガシが見えます。
名称 : 太歳のツクバネガシ
所在地 : 京都府亀岡市西別院町犬甘野太歳39 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/10/6
指定 : 亀岡の名木
アクセス : 【車】京都縦貫道・亀岡ICから国道423号を南に6.6km、右折し府道732号を1.9km。府道の集落を抜けた道路脇に駐車スペースがあります。
車で府道732号を亀岡方面から進むと、犬甘野(いぬかんの)の集落に入り、右手に豪壮な長屋門を持つ邸宅が並んでいます。最後の写真の左が酒井邸でその背後に「太歳のツクバネガシ」があります。
 ツクバネガシへは、酒井邸前の道を50mほど西に行くと右に折れる細い道があり、曲がるとすぐに右手に手すりがある山を登る道が見えます。登るとすぐに白壁に囲まれた4基の五輪塔があり、その右手にツクバネガシが見えます。
 ツクバネガシは「亀岡の名木」に指定されており、その説明板がありますが文字が大分薄くなっていました。説明では「『京都・巨樹と訪ねる』(京都府:平成3年)にも取り上げられている名木で、府下においては屈指の大きさを誇ります。枝先につく葉の姿を突葉根にたとえて名付けられました。この木には昔白蛇が棲んでいたと言い伝えられており、樹下には小祠・太歳社が祀られています。」とあります。
 残念ながら冊子「亀岡の名木」にある写真のような雄大な姿はではなく、北東に延びていた大枝が折れ、樹下に落下していました。幹には大きな空洞があり、どうやらそう長くは生きられないのかも知れません。
(HP管理者)

BACK 巨樹と花のページトップへ NEXT
(庄内小学校のユリノキ) (曽我部町寺のケヤキ)
     
京都府  カ シ   新日本名木100選
   
No.1345