(京都市上京区) 更新:2010年2月(4)
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北野天満宮の梅
本殿(国宝)と本殿前の紅梅。本殿は慶長12年(1607年)に豊臣秀頼により造営されました。
北野天満宮の梅
赤い社殿をバックにすると白梅がより映えます。
北野天満宮の梅
三光門と梅。
北野天満宮・梅園の梅
梅苑の梅。境内の梅に比べるとかなり早く咲きそろいます。
北野天満宮の梅
境内に入るための「三光門」(重文)。日月星の彫刻があるので三光の名があります。
北野天満宮の梅
天満宮といえば牛。牛の石像の後には白梅が咲いていました。
御土居のケヤキ

御土居のケヤキ
 幹周/4. 30m、樹高/20. 5m。京都市の「区民誇りの木」に指定されています。御土居は豊臣秀吉が造った軍事と洪水対策の長堤で、現在も10箇所以上残っています。
梅園のお菓子
梅園で出された茶菓子「官公梅」
北野天満宮・大福梅
毎年12月13日から授与される大福梅(おおふくうめ)。
名称 : 北野天満宮の梅 樹種 : ウメ
所在地 : 京都市上京区馬喰町 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2008/3/9、2005/3/19 北野天満宮マップ
指定 : なし
アクセス : 市バス「北野天満宮前」下車すぐ。
2009年の暮れ、12月13日に大福梅を授かるために北野天満宮に行ってきました。お正月の元旦の朝にお茶にこの梅を入れて飲むことで1年間の疫病邪気をはらうことになるそうです。
 北野天満宮は菅原道真公を祀ります。国を鎮め守る神として平安時代中期に道真公の御霊をお祀りしたのが始まりとされています。幼少の頃より文才を表し、朝廷の官吏として大活躍しましたが、藤原氏により無罪の罪で太宰府に配流され失意の内に延喜三年(903年)に没しました。その後、都では落雷などの災害が相次いだので、これは道真公の怨霊の祟りとして恐れられ、天暦元年(947年)北野の地に朝廷によって道真公を祀る社殿が造営されました。
 現在では怨霊というよりも「学問の神様」して受験シーズンには多くの参拝者を集めます。また、太宰府に左遷の際、庭の梅に「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と和歌を詠んだことから、梅は天神さんの紋になっています。
 境内にはたくさんの白梅・紅梅がありますが、梅苑にも多くの種類の梅の木が植えられています。咲く時期は梅苑の方が早いようです。桜の季節には近くの「平野神社の桜」、椿の季節には「地蔵院の散り椿」に寄って下さい。

(2023/4/13追加)北野天満宮の北野桜」を新たに掲載しました。
(HP管理者)

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