(滋賀県米原市) 更新:2016年3月(11)
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諏訪神社の乳銀杏
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 90m、樹高/33m、樹齢/400年以上。
諏訪神社の乳銀杏
周囲を杉林に囲まれており、陽の光も届きにくい状態です。
諏訪神社の乳銀杏
イチョウの木の真下から写しましたが、多くの枝が上に伸びていました。
諏訪神社の乳銀杏
大きな乳(気根)は2m以上の長さがあります。
諏訪神社の乳銀杏
諏訪神社の乳銀杏
諏訪神社参道 諏訪神社参道。中央上に乳銀杏が。
諏訪神社参道入口 参道入口。右に小さな橋があります。
名称 : 諏訪神社の乳銀杏
所在地 : 滋賀県米原市上板並1649付近 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/11/16 諏訪神社マップ
指定 : 米原市指定天然記念物 (S46年1月3日指定)
アクセス : JR東海道線・近江長岡駅から湖国バス「曲谷」又は「甲津原」行きで「上板並」下車、徒歩10分、ヤクy400m。 【車】国道365号線・野一色東交差点を北に約7km、上板並で左折、姉川の橋を渡り南に400mのキャンプ場に駐車し、細い参道を登ります。
諏訪神社の位置は本当にわかりにくいので、右の地図に少し詳しく書きました。実は2008年の11月にも来たのですが、「八坂神社のケヤキ」は分かったものの、諏訪神社の乳イチョウは分からずじまいでした。県道40号沿いに「←乳銀杏 50m」の看板があるのですが、矢印通りに行くと姉川に突き当たってしまいます。
 諏訪神社に行くには、もう少し上流にある「ふれあい橋」を渡り、300mほど南下すると小さな橋があります。橋の南側に谷川沿いの細い参道がありますので、50mほど行くと右手に諏訪神社が見えてきます。(参道と参道入口の写真を掲載しています)
 乳イチョウは神社の小祠の前にありますが、境内とはいっても傾斜地で、整備がされていないので撮影も大変。イチョウは「乳イチョウ」というように大きな乳(気根)をいくつも垂らしていました。大きいものは2mに達します。まだ黄葉には若干早かったようですが、うっそうとした杉林に囲まれた森の中にあり、好天なのに日光も余り届かない状況で、ちょっと不気味な感じもしますが、環境としては申し分ないのでしょう。
 この諏訪神社は、武田信玄の乳母の親元がこの上板並であったことから、乳母が郷里に帰ってきた際、信玄の親元である信州の諏訪神社から分神されてきたことに由来するといいます。その記念に銀杏が植えられたとのこと。
 姉川を隔てた対岸には「八坂神社のケヤキ」があります。姉川を上流に行くと「吉槻のカツラ」があります。
(HP管理者)

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