(滋賀県甲賀市) 更新:2015年9月(8)
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伊佐野八幡神社のムクロジ
環境省巨樹巨木林DBには登録がありません。実測すると、幹周/3. 08m、樹高/約12m。
伊佐野八幡神社のムクロジ
根の部分に何カ所か空洞が見られます。幹にも大きな空洞があるのかも知れません。
伊佐野八幡神社のムクロジ
ムクロジの木の周囲にはまだ緑色をしたムクロジの実が落ちています。
伊佐野八幡神社のムクロジ
水口町の古木・名木の説明板 旧水口町の古木・名木の説明板
伊佐野八幡神社 八幡神社本殿と境内
名称 : 伊佐野八幡神社のムクロジ
所在地 : 滋賀県甲賀市水口町和野952 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/9/5 伊佐野八幡神社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : JR草津線・貴生川駅から甲賀市コミュニティバス和野線で「和野」下車、100mほど。 【車】新名神・甲賀土山ICから北に800m、「前野」を右折し国道1号を西に3.7km、「徳原」を左折し2.1km。
嵯峨八坂神社のスギを見に行く途中で立ち寄ったらムクロジの古木がありました。旧水口町の古木・名木に選ばれていたようで、表示板がありました。幹周を実測したところ3.08mで、ぎりぎり巨樹の部類に入るようです。
 ムクロジには幹周が5mを超すような巨樹はないので、これでも十分巨樹といえます。ちなみに、ムクロジの全国最大樹は、京都府京丹後市の「大成八幡神社のムクロジ」(環境省巨樹巨木林DBでは幹周/4.96m)です。
 伊佐野八幡神社の由緒については、境内の石碑によると、もとは佐治荘に属し佐治氏の領でしたが、佐治為継の三男伊佐野為綱が之を領したので伊佐野の地名になりました。八幡大菩薩を勧請した神社の創立は古く、境内の銅製六角釣燈籠に室町中期の宝徳2年(1450年)の銘があります。のち江戸初期寛文10年伊佐野の産土神として再建されました。
 神社西側には伊佐野城跡があり、土塁・堀の一部が残っています。正式には「八幡神社」だけなのですが、八幡神社は全国に非常に多いので、由緒にも出てくる古い地名の伊佐野を付け加えました。
 近くには「嵯峨八坂神社のスギ」があります。
(HP管理者)

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