(滋賀県長浜市 更新:2010年6月(4)
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鉛練比古神社のケヤキ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 35m、樹高/20m。神社の南西角にあり、石垣がこの部分はありません。
鉛練比古神社のケヤキ
左の道路が旧北国街道で、北へ行くと福井県の今庄に通じている。空洞に緑の金網が被せてありました。
鉛練比古神社のケヤキ
主幹が途中で折れています。落雷によるものでしょうか。それでも若葉をいっぱい茂らせていました。
鉛練比古神社のケヤキ
旧街道沿いにたたずむ大ケヤキ。街道沿いには古い民家も残っています。
鉛練比古神社のケヤキ 鉛練比古神社

鉛練比古神社
名称 : 鉛練比古神社のケヤキ
所在地 : 滋賀県長浜市余呉町中之郷108 鉛練比古神社マップ
撮影日 : 2010/5/8
指定 : なし
アクセス : JR北陸本線・余呉駅又は木ノ本駅からタウンバスで「中之郷」下車すぐ。 【車】北陸道・木之本ICから国道365号を北に4.9km、「余呉支所前」を右折し200m、右折し200m。駐車スペースあり。
鉛練比古(えれひこ)神社は難読名称で、まず読めませんね。神社の祭神は大山咋之大神と天日槍之命。創建年代は不詳で、江戸時代には「山王社」「江連社」と言われたとあります。
 祭神の天日槍命(あめのひぼこのみこと)は、『古事記』、『日本書紀』に見える新羅の王子で、ひとりの美しい女性を追って朝鮮半島から渡来したとされる神です。神話でも非常に珍しい渡来系の神様で、兵庫県の但馬地方に天日槍伝説が数多く残されています。
 鉛練比古神社境内には大きなケヤキが4本ありますが、南西端にある写真のケヤキが最も大きいようです。根の部分に空洞があり金網が被せてありますし、主幹も途中で折れており、これからが若干心配でもあります。鳥居前を北国街道が通っており、かっては往来の人々で賑わっていたことでしょう。
(HP管理者)

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No.357