(三重県四日市市) 更新:2016年11月(4)
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鵜森神社のサイカチ
境内の説明板によれば、幹周/2.60m、樹高/17m。
鵜森神社のサイカチ
サイカチには普通では幹や枝にトゲがあるのですが、古木のためかこのサイカチにはありません。
鵜森神社のサイカチ
左側に伸びていた主幹とおぼしき大枝が切られていました。
鵜森神社のサイカチ(葉) サイカチの葉
説明板
鵜森神社社殿 社殿
四日市あすなろう鉄道 ナローゲージの四日市あすなろう鉄道
名称 : 鵜森神社のサイカチ
所在地 : 三重県四日市市鵜の森1-13-6 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/9/10 鵜森神社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 近鉄四日市駅から南に200m、徒歩5分。 【車】東名阪道・四日市ICから国道477号を南東に5.2km、「久保田橋南詰」を右折しすぐにカーマHC前を右折し、700m行き左折、1.8km行き左折するとすぐ。
鵜森神社は近鉄四日市駅の近くにあり、室町時代の文明2年(1470年)に築城された浜田城があったところです。主祭神は天照皇大神ですが、浜田城主の先祖といわれている藤原秀郷や初代城主・田原忠秀らも祀っています。
 サイカチは旧浜田城の土塁上にあり、3本ありますが写真に写した1本が最も大きいものです。普通サイカチといえば幹や枝に鋭いトゲが多数あるのですが、このサイカチにはありません。
 サイカチを写しているとその後方を小さな電車が通り過ぎました。四日市あすなろう鉄道の電車です。全国でも珍しい軌間762mmという特別狭軌(ナローゲージ)で、通年運行はこのあすなろう鉄道と三岐鉄道北勢線のみ。昔は軽便と呼ばれて全国で多くの列車・電車が運行されていました。軽便はほとんどが地方で運行されていたため、モータリゼーションの発展で多くが廃線となり、今や貴重な存在です。時代の流れと共にこんなレトロな電車もいつか廃止されてしまうかもと思いながら乗ってきました。
 乗ったのは四日市と日永駅の間でしたが、けっこう混んでいて、対面式の座席に座ると、向かい側に座った人と膝が接するほどです。私の母の実家がある岡山・西大寺にもかって西大寺鉄道という軽便鉄道があり、何回か乗った記憶があります。
(HP管理者)

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No.1342