(三重県伊賀市) 更新:2015年12月(10)
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滝仙寺のコウヨウザン
コウヨウザン】 環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/3. 29m、樹高/28m。
滝仙寺のコウヨウザン
コウヨウザン(広葉杉)は中国原産のスギ科の常緑針葉樹。日本には江戸時代後期に渡来したといわれます。
滝仙寺のコウヨウザン
【コウヨウザン】 枯れた葉の黄色・茶色と緑のコントラストがきれいですね。
滝仙寺のマツ
滝仙寺の松】 伊賀市指定天然記念物で、幹周/約1. 4m、樹高/約4m、枝張り延長/27m。
滝仙寺のマツ
高さ1.5mの石垣の上から水平に伸びた枝が、境内の端まで伸びています。市の広報誌では、樹齢約180年。
コウヨウザンの葉と球果 コウヨウザンの葉と球果
滝仙寺 滝仙寺の山門と
 背後のコウヨウザン
石造九重塔と松 石造九重塔と松(2本あり)
名称 : 滝仙寺のマツ・コウヨウザン 樹種 : クロマツ、コウヨウザン
所在地 : 三重県伊賀市瀧236 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/10/12 滝仙寺マップ
指定 : 伊賀市指定天然記念物 (松・H21年12月25日指定)
アクセス : 近鉄大阪線・青山町駅からコミュニティバス滝線で終点「滝」下車、南東に約300m。 【車】名阪国道・中瀬ICから国道163号を東に約10km、川北交差点を南に折れ7.5km、「滝仙寺」の看板があるので左折し約300m。駐車場があります。
滝仙寺(りゅうせんじ)は真言宗豊山派の寺院で、宥海法印(ゆうかいほういん)により開山され、宝永2年(1705年)に現在地に移転しました。文政10年(1827年)に全焼しましたが、その後再興されています。文化財として、石造九重塔、絹本着色大威徳明王画像、五鈷杵(ごこしょ)があります。
 山門を入ると右手に黒松が2本あり、手前の1本は石垣上部から横になんと27mも枝を伸ばしています。もう1本の方は短くて5mほどです。傍には市の文化財の石造九重塔があります。
 本堂前にはコウヨウザンの巨樹があり、根元には枯れ枝が山のように積まれていました。コウヨウザン(広葉杉)は、江戸時代末期に中国からもたらされたもので、中国では杉(スギ)といえばこのコウヨウザンのことを指します。枯れると球果と共に枝ごと落下しますので、樹種がすぐに分かります。
 近くには「高徳寺のカゴノキ」、それに同じ樹種の「常福寺のコウヨウザン」、「龍性院のコウヨウザン」があります。
(HP管理者)

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