(三重県大紀町) 更新:2018年7月(24)
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七保のオハツキイチョウ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/3. 75m、樹高/25m。 幹周実測値/3. 85m。樹齢約350年。
七保のオハツキイチョウ
かっての七保第一小学校の校門付近にあり、しめ縄が巻かれており、神木とされています。
七保のオハツキイチョウ
広い校庭の端っこにぽつんと立っていました。横には七保第一小学校の記念石碑が。
七保のオハツキイチョウ
春でしたから銀杏はなってません。従ってお葉つきも見れません。乳(気根)が少し見えますね。
七保のオハツキイチョウと旧七保第一小学校
三重県天然記念物「七保のお葉つきイチョウ」の説明板。
七保のオハツキイチョウ
紅葉を見に再訪問しましたが、葉はほとんど落ちてしまっていました。※
七保のオハツキイチョウ
ギンナンがいっぱい落ちていましたが、オハツキは見つかりませんでした。※
名称 : 七保のオハツキイチョウ
所在地 : 三重県度会郡大紀町野原557 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/5/15、2019/12/5※ 七保のオハツキイチョウ マップ
指定 : 三重県指定天然記念物 (S11年1月22日指定)
アクセス : 【車】紀勢道・勢和多気ICから国道42号南に2.7km、「新田」を左折し100m行き右折、県道711号を南西に1.5km。旧小学校跡地に駐車場あり。
前回紹介の「野原の魯桑」のある野原農村公園から南に200mほどの所に「七保のオハツキイチョウ」があります。イチョウは旧七保第一小学校の校庭南端にあり、子どもたちやPTA、地域の人たちから小学校のシンボルとして親しまれてきました。明治初期までこの地にあった法泉寺の境内に植えられていたイチョウといわれます。
 オハツキイチョウはイチョウの変種で、葉の上に実を結ぶイチョウのことをいいますが、全ての葉が御葉付ではなく、ほんの少しの葉が御葉付きだそうです。訪問した時期は5月で実(ギンナン)のなる時期ではないので、御葉付きイチョウを見ることはできませんでした。
 県の正式な指定名称は「七保の御葉付いてふ」で、戦前の指定であることが分かりますね。三重県内には他にもオハツキイチョウが知られており、「霊山寺のオハツキイチョウ」、「日神不動院のオハツキイチョウ」があります。
 すぐ近くには「野原祖霊社のゴヨウマツ」、「野原の魯桑」があります。
(HP管理者)

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No.1659