(三重県松阪市) 更新:2020年2月(7)
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粥見のサザンカ
「三重の巨樹・古木」によれば、地際周囲/1. 69m、樹高/11m。推定樹齢150年。
粥見のサザンカ
地上40cmで双幹となります。近くの高瀬家の所有で、「高瀬家のサザンカ」とも呼ばれます。
粥見のサザンカ
宮誠而氏著「日本一の巨木図鑑」では、日本一のサザンカの巨樹になっています。
粥見のサザンカ
多くの花が付いていますが、満開のものや蕾のもの、さらにもう咲き終わったものもあります。
粥見のサザンカ
サザンカの木の下を道路が通っています。
粥見のサザンカ
お茶畑の向こうにサザンカのピンク色とイチョウの黄色がきれいに並びます。
山茶花の説明板
松阪市の天然記念物「山茶花」の説明板。
名称 : 粥見のサザンカ
所在地 :  三重県松阪市飯南町粥見5839 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/12/5 粥見のサザンカ マップ
指定 : 松阪市指定天然記念物 (H10年10月6日指定)
アクセス : 【車】紀勢道・勢和多気ICから国道42号を南に800m、「丹生」を右折し国道368号を西に9.7km、「粥見井尻」を左折し国道166号を西に3.3km、「サザンカの大木」の案内板がある交差点で右折し700m。開花シーズンは駐車場あり。
三重県松坂市飯南町粥見栢野の、国道166号線から案内板に従い700m程南に行ったお茶畑の中の東向きの場所にサザンカの巨木が立っています。市の天然記念物指定名称は「山茶花」ですが、地名から「粥見のサザンカ」、所有者から「高瀬家のサザンカ」と呼ばれます。
 巨樹写真家の宮誠而氏著の「日本一の巨木図鑑」ではこの「高瀬家のサザンカ」を日本一のサザンカとしています。11月上旬から12月中旬にかけて、濃いピンク色の多弁花を大量に着けます。お茶畑の中にありそばのイチョウの黄葉もあり、緑とピンクと黄色の色彩のコントラストが魅力の巨木です。
 個人の所有ながら御好意により自由に見ることができ、多くの人々の目を楽しませてくれています。ちょうど開花シーズンでもあり茶店が出ていました。おいしい地元のお茶をいただいたので、お土産にお茶のようかんを買って帰りました。
 このサザンカの育つ奥側の山手には小さな祠の紀伊神社があり、これは高瀬家一族の社で、このサザンカは神社に付随して植えられた木と思われます。
 近くには「飯南高校のハナノキ」、「春谷寺のエドヒガン桜」があります。ちょっと開花のシーズンが違うのですが。
(HP管理者)

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