(三重県紀北町) 更新:2016年6月(8)
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長泉寺のナギ
境内の説明板によれば、地上1. 2mでの幹周/3. 03m、樹高/15m。
長泉寺のナギ
本堂前の境内のど真ん中にナギの木があります。
長泉寺のナギ
ナギの木に特有の樹皮が剥がれたところが橙色の樹肌が見えています。
長泉寺のナギ
地上2.5mほどで十数本に分岐しています。
長泉寺のナギ
長泉寺のナギ説明板
境内にある「長泉寺のナギ」の説明板。最近立てられました。
名称 : 長泉寺のナギ
所在地 : 三重県北牟婁郡紀北町海山区小山浦511 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/3/30 長泉寺マップ
指定 : 町指定天然記念物 (H10年5月13日指定)
アクセス : JR紀勢本線・相賀駅からタクシーで4分。 【車】紀勢道・海山ICから国道42号を南に2km、銚子橋南交差点の先を左に折れ県道155号に入り、200mでさらに左に入り400m。お寺の隣に公民館の駐車場があります。
ナギはイヌマキと同じマキ科の常緑針葉樹。日本一のナギは、同じ紀伊半島にある熊野速玉大社のナギの木で樹齢850年以上とか。ナギは雌雄異株ですが、このナギは雌株です。ナギは「凪ぎ」(なぎ)に通じることから航海安全を祈願してj植栽されました。また葉は葉脈が平行に走っているために、横方向に引っ張っても切れにくく、このことから夫婦の縁が切れにくいように、昔の人は鏡の裏や裁縫箱に入れてお守りとしたそうです。
 長泉寺は曹洞宗の寺院で、孝子勘七が祀られているそうです。ナギの木は本堂の前の境内中央に立っており、平成23年の測定では、幹周は3. 03mあったそうです。ナギは成長が遅く、太くなりにくい樹木ですので今も幹周に変わりはないと思います。ナギの木は地上2.5mほどで幹は十数本に分岐し四方に広がっています。樹齢は不明とのこと。近くには相賀神社のクスノキ・スギがあります。
(HP管理者)

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No.1246