(愛知県西尾市) 更新:2017年11月(1)
(はり) 巨樹と花のページ・トップ  都道府県別リスト  樹種別リスト

羽利神社の双幹大樟
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6.70m、樹高/19m。
羽利神社の双幹大樟
西尾市のHPでは、根回り/8m 目通り幹周/東幹3.3m・西幹/3.4m 樹高/約20m
羽利神社の双幹大樟
1684年、熱田神宮の神木のクスの種を持ち帰り記念樹として植えたということから樹齢300年余。
羽利神社の双幹大樟
羽利神社の双幹大樟 説明板 羽利神社の双幹大樟の説明板
羽利神社拝殿・本殿 羽利神社拝殿・本殿
名称 : 羽利神社の双幹大樟
所在地 : 愛知県西尾市吉良町荻原大道通109 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2017/5/8
指定 : 西尾市指定天然記念物 (H2年6月20日指定)
アクセス : 【車】国道247号「吉田」交差点から北に4.1km。
前回紹介の教蓮寺のイヌマキから西に200m行った所に羽利神社の双幹大樟があります。羽利神社は祭神として大物主、日本尊命など5神を祀ります。境内の由緒書きでは、創始は不明ですが、神職の家譜によると伊勢国一志郡に居住した小津亮良が、暴風により当地に漂流し定着、社殿を建立したといいます。
 大樟の由来については、慶安元年(1648年)江戸幕府三代将軍徳川家光よりの社領寄進の由来を本社の熱田神宮に報告した際、庭中の神木楠の木の種を持ち帰り境内にまき記念樹としたそうです。
 地上0.3mほどで双幹をなしていますが、2本の楠の合体木でしょう。また、神社の南には旧粕屋邸があります。内部が公開されていますが、訪問した日は残念ながらお休みでした。旧粕屋邸とは江戸時代の豪農・豪商である糟谷縫右衛門(かすやぬいえもん)家のお屋敷です。糟谷家は江戸時代を通してこの地方の大地主として、また三河木綿の江戸送り総問屋として栄えました。庭には市指定天然記念物のイスノキがあります。
(HP管理者)

BACK 巨樹と花のページトップへ NEXT
(教蓮寺のイヌマキ) (喜田大歳神社のツブラジイ)
     
愛知県  クスノキ   新日本名木100選
   
No.1529