(岐阜県郡上市) 更新:2009年6月(6)
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戸隠神社の一本杉
郡上八幡から車で20分もかかる山間部の小さな盆地にある一本杉。幹周/5. 7m、樹高/33m、樹齢/約700年。
戸隠神社の一本杉
奥に赤い鳥居が見える戸隠神社参道の左手にそびえています。辺りは田畑ですからひときわ目立ちます。
戸隠神社の一本杉

戸隠神社の社叢 戸隠神社の社叢
戸隠神社の境内も社叢として県の天然記念物に指定されています。
戸隠神社 戸隠神社の重ね岩
戸隠神社本殿。 「重ね岩」と呼ばれ、天の岩戸伝説が伝わります。
名称 : 戸隠神社の一本杉
戸隠神社の所在地 : 岐阜県郡上市和良町宮地 (一本杉 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2009/5/2 戸隠神社マップ
指定: 岐阜県指定天然記念物 (戸隠神社の一本杉:H10年7月3日指定)
     岐阜県指定天然記念物 (戸隠神社の社叢:H15年2月28日指定)
アクセス : 岐阜バス/コミュニティ八幡和良線「戸隠神社前」下車。 【車】郡上八幡から国道256号を西に15km。
この一本杉は、平安時代後期に戸隠神社参道の両側に一対に植えられたと伝えられていますが、東方にあった一本が枯れてしまい一本杉になったといわれています。また一説には、鎌倉時代にこの地の地頭になった橘頼綱のお手植えとも伝えられています。
 戸隠神社は、別名「九頭宮(くずのみや)」とも呼ばれ、祭神は手力雄命(たぢからおのみこと)です。創建は不明ですが、重ね岩と呼ばれる岩があり、上部の岩は推定42トンの重さがありますが、片手でグラグラと動かすことができるという奇岩です。この岩は天の岩戸に隠れた天照大神の岩戸を手力雄命が引き明けたとき、飛散した岩戸のかけらが飛んできたと伝えられています。
 朝日を受けた一本杉はどこからもよく目立ち、この土地のシンボルとしてこれからも大きくなって欲しいものです。
(HP管理者)

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