(長野県安曇野市) 更新:2015年6月(10)
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大室のシダレヒガン
市天然記念物の標柱によれば、幹周/5. 1m、樹高/14m。樹下の石碑によれば、樹齢/推定600年。
大室のシダレヒガン
天然記念物の指定名称は「大室のシダレヒガンの巨木」です。
大室のシダレヒガン
サクラの右下に降幡家が昭和51年3月に建てたこの桜についての石碑があります。
大室のシダレヒガン
大室のシダレヒガン
石碑 大室のシダレヒガンの巨木
石碑 天然記念物の標柱
名称 : 大室のシダレヒガン
所在地 : 長野県安曇野市三郷小倉2548 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/4/19 大室のシダレヒガン
指定 : 安曇野市指定天然記念物 (S43年10月1日指定)
アクセス : 【車】長野道・松本ICから国道158号を西に約8km、右折し県道25号に入り北に約7.5km。スクールバス停「琴平口」を右に折れて100mほど。
県道25号から東に折れ、前回紹介の「リンゴ畑のしだれ桜」に行く途中にあります。サクラの樹高が低いため周囲から余り目立たないので注意が必要です。
 サクラは降幡一族の墓所にあり、かっては雄大な樹冠だったそうですが、2005年に大枝を切ってしまい、小枝が残るのみです。サクラの傍らには降幡家が建てた石碑があり、「枝は高く広がりて一望の視野に余る」と謳われた銘木でしたが、今ではその面影はありません。石碑にはさらに「春は更なり 夏は沈思の趣 冬の柳糸は これ風流解脱の相ならずや。ただ往年かたへにありて双樹をなせし大樹アララギ(イチイ)今はなく、ひとり老残の余命幾ばくかを惧れかつ惜しむなり。」と あります。
 石碑の背面には「世情この銘木を飯田の赤門 下高井夜間瀬の桜に比せられるを憾む」とありました。少し雨が降ってきました、急いで次の「中塔阿弥陀堂のしだれ桜」に行くことにしました。
(HP管理者)

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No.1043