(長野県諏訪野市) 更新:2021年1月(13)
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地蔵院のカツラ
八十二文化財団のHPでは、幹周/4. 63m、樹高/25m、樹齢推定約270年。 幹周実測値/4. 70m。
地蔵院のカツラ
単幹のカツラで、地上1.5m程の所に大きなコブがあります。
地蔵院のカツラ
単幹のカツラとしては大きい方です。雌株で幹は空洞化しているが樹勢は良さそうです。
地蔵院のカツラ
主幹は途中で切られています。
地蔵院のカツラ
地蔵院のカツラ説明板
諏訪市天然記念物の説明板。
地蔵院本堂
地蔵院の本堂。左横の鳥居は、金比羅大権現を祀る祠のものです。
名称 : 地蔵院のカツラ
所在地 : 長野県諏訪市四賀神戸3294 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/10/27 地蔵院マップ
指定 : 諏訪市指定天然記念物 (S46年2月12日指定)
アクセス : 【車】中央道・諏訪ICから東に800m、「四賀南神戸」を左折し国道20号を北に300m、「四賀中神戸」を右折し250mで左折し150m、右折し100m。境内に駐車させていただきました。
地蔵院は前回紹介した神戸神社のすぐ北に位置する曹洞宗の寺院です。こじんまりとした境内ですが、カツラの木がやはり目立ちますね。カツラの木の下には多くの石仏、道祖神が並べられていました。
 境内の説明板によれば、
「地蔵院のカツラ
樹名 カツラ(カツラ科)、樹齢 推定三百年、大きさ 目通り幹周4.63m(平成10年現在)
 地蔵院は古く地蔵堂と呼ばれていたが昭和27年3月宗教法令により昇格して地蔵院となった。本堂の扁額の裏書によって享保15年(1730年)の創立であることがわかっている。それより前にはここに青龍寺という寺があり、いくつかの坊や十三重の塔があったと伝えられている。このカツラの木は大きさから創立当時からあったものと考えられ、雌木で市内では最大である。」

とあります。
 カツラは主幹が途中で折れていますが、ちょうど出ておられたお年寄りの女性に聞くと、昭和30年頃の台風で折れたとのこと。伊勢湾台風かもしれません。
(HP管理者)

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No.2193