(長野県飯島町) 更新:2017年6月(14)
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伊那三女ゆかりの桜
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/3. 80m、樹高/7m、樹齢/400年。松並木は町の天然記念物。
伊那三女ゆかりの桜
白壁の向こうに枝垂れ桜が。伊那三女とは、江戸時代のこの伊那谷の女性歌人にちなみます。
伊那三女ゆかりの桜
伊那三女ゆかりの桜
伊那三女ゆかりの桜
伊那三女ゆかりの桜
江戸ヒガン系の枝垂れ桜ですが、まだ蕾も多くあり、七分咲きといったところ。
伊那三女ゆかりの桜 説明板 説明板
名称 : 伊那三女ゆかりの桜 開花状況 : 七分咲き
所在地 : 長野県上伊那郡飯島町本郷1724 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2017/4/14 伊那三女ゆかりの桜
指定 : 指定なし
アクセス : JR飯田線・伊那本郷駅から南南東に約900m、徒歩18分。 【車】中央道・松川ICから県道15号を北に3.9km、右折し2.3km。西岸寺の駐車場あり。
伊那の三女と称されたのは、七久保の那須野さん、本郷の河野清、 桃沢亀の三人の女性歌人。江戸時代・元文年間に、この木の下で和歌を詠んだということにちなむのだそうです。
 説明板によれば、さんが「色も香も盛りと聞きし花にまたこと葉の花の色も添ふらん」と詠んだのに対し、清が「吹く風に散らば惜しけん桜花はや来て見ませ咲きの盛り」を、亀が「もろともに見てぞ嬉しきこの寺の花のむしろに来よまどゐせん」と返歌し、三人で終日花見を楽しんだのだそうです。伊那谷の一般庶民の女性の教養の高さを物語るエピソードです。
 枝垂れ桜は曹洞宗の古刹・西岸寺(せいがんじ)の門前にあり、参道には松並木があります。西岸寺境内本堂前には「西岸寺のカヤ」があります。
(HP管理者)

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No.1492