(長野県飯田市) 更新:2017年4月(11)
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飯田城桜丸のイスノキ
現地説明板によれば、幹周/2.3m、樹高/12m。
飯田城桜丸のイスノキ
後は飯田合同庁舎の建物。ちょうど出勤時間で、多くの職員の方がそばを通っていきました。
飯田城桜丸のイスノキ
イスノキの根元部分。
イスノキの葉と虫えい
「虫こぶ」が葉っぱにあります。イスノキの特徴ですね。
飯田城桜丸のイスノキ説明板 飯田城桜丸のイスノキ
飯田城桜丸のイスノキの説明板と標柱
飯田城赤門 長姫城赤門
名称 : 飯田城桜丸のイスノキ
所在地 : 長野県飯田市追手町2-678 (飯田合同庁舎内) ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2017/4/12 飯田城桜丸のイスノキ
指定 : 長野県指定天然記念物 (H26年9月25日指定)
アクセス : JR飯田線・飯田駅から東に約1km、徒歩20分。 【車】中央道飯田ICから左折し西に500mで右折、国道256号を3.7km、「通り町2・3丁目」を右折し500m。合同庁舎の駐車場があります。
イスノキは、マンサク科の常緑高木で、日本では東海・山陽・四国・九州・沖縄など比較的暖かい地方に分布しています。市のHPによれば、今のところ長野県内で自生種は知られておらず、本来の分布域から外れたところで生育しています。幹周約2.3m、高さ約12mで、イスノキとしては全国でも10番目の大きさとみられています。
 イスノキは現在は飯田合同庁舎の東側にあり、イスノキのすぐ側には「桜丸御殿址の夫婦桜」があります。飯田城桜丸は、城主の脇坂安元が、安政を養子に迎えるために御殿を建てた場所です。絵図によれば、イスノキの位置は桜丸の庭園の一画であり、茶室が隣にありました。庭の樹木として植えられたのでしょう。
 合同庁舎と図書館の間に飯田城桜丸御門(通称「赤門」)があります。赤門は桜丸の門で、宝暦4年(1754年)に上棟されました。門全体が京都の町屋で使われる弁柄(べんがら)で赤く塗ってあるので赤門と呼ばれたそうです。
 明治になり飯田県、筑摩県飯田支所、下伊那郡役所、地方事務所などの正門として使われてきました。現在は飯田市の有形文化財となっており、桜の時期のみ開門されます。
(HP管理者)

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(高札場のムクノキ) (桜丸御殿趾の夫婦桜)
     
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No.1449