(石川県白山市) 更新:2013年8月(9)
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御仏供スギ
御供仏杉(おぶくすぎ)の説明板では、幹周/7. 6m、樹高/18.8m、樹齢/660余年です。
御仏供スギ
白山山麓の「吉野工芸の里」の中に単独樹として偉容を誇っていました。
御仏供スギ
樹下には周囲を巡れる木道が作られており、この大樹が1本の幹からなることを教えてくれます。
御仏供スギ
幹の周囲は石で囲われており、中には大きな石碑もあります。
御仏供スギ
左側に吉野工芸の里が見えます。どこから見てもお椀を伏せたような形状の御仏供スギです。
御仏供スギ
御仏供スギ 説明板
名称 : 御仏供スギ
所在地 : 石川県白山市吉野春29 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2013/4/28 御仏供スギ・マップ
指定 : 国指定天然記念物 (S13年8月8日指定)
      新日本名木100選
アクセス : アクセス:北陸鉄道・鶴来駅で下車し、北鉄バス「瀬女」行きに乗り「吉野工芸の里」で下車すぐ。 【車】北陸道・小松ICから県道8号・国道360号を東に20.9km、「下吉野」交差点から国道157号を南に200m、左折しすぐに吉野工芸の里の駐車場あり。
御仏供杉は「おぼけすぎ」とも「おぶくすぎ」とも呼ばれるようです。白山市吉野の山中に祇陀寺を開いた大智(だいち)禅師が元徳2年(1330年)に肥後国菊池氏の願いにより肥後国に帰るとき、山の寺から杖にしてこられた杉の小枝をさかさに地面に挿したのが、今の御仏供杉であるといわれています、
 仏飯を盛ったような形から「御仏供杉」という名がついていますが、別名「逆さ杉」とも呼ばれるのは、どの枝も一度下に垂れたように下り、また上を向いて伸びているので、これが「逆さ杉」という名の起こりであるとされます。
 御仏供スギの前は広い芝生の広場になっており、散策にはもってこいの環境です。杉の木の下にある木道を巡ると、その主幹の太さと、そこから四方に伸びる枝の状態が良く分かります。
 この御供仏杉は国の天然記念物だけでなく、「新日本名木100選」にも選ばれており、私にとって久しぶりの100選の巨樹訪問でした。
 南に700mほど行くと「吉野神社のケヤキ」があり、国道360号から大日川・堂川沿いに行くと「五十谷の大スギ」があります。
(HP管理者)

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(五十谷の大スギ) (吉野神社のケヤキ)
     
石川県  ス ギ   新日本名木100選
     
No.657